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記憶の投げ矢の針先に

好きな人のお話を、好きなだけ。

生きている それだけで

人間は生きている。わたしも、あなたも、自担も。そして死ぬ。人間は儚い生き物なので、昨日まで楽しそうに笑っていた人が唐突にいなくなったりする。その人の運命は誰にも予測できないし、操作できない。


少し重いお話になります。苦手な方は無理に読まなくていいです。ギャグとかまったくない持論を書きなぐっただけの記事なので温かく見守ってください。


何故わたしがこんな変な記事を書いているかと言うと、昨日親戚が交通事故で亡くなったからです。親戚と言っても、わたしが幼い頃に一度だけお会いしただけで、あまり馴染みはなく顔も薄らしか記憶にないです。ですから号泣こそしませんでしたが、やっぱりショックでした。母はこれから葬儀に向かいます。母にとっては幼い頃から付き合いのあるいとこであり友人です。


わたしは幸か不幸か、まだ身近な人の死に直面したことがありません。そのため、本当の意味での「人の死の悲しさ」を理解できていません。でもそれって、とてつもなく恐ろしいことなのでは…?と思いました。それは「もし応援しているアイドルが亡くなったら…?」に脳内変換してしまった故でもあります。この記事を読んでいる方のなかには、既に身近な人の死を経験している方もいると思います。「上っ面なこと言ってんじゃねえ!」「何にも知らないくせに」と思う方、ごめんなさい。過去の悲しい記憶を蘇らせてしまった方、ごめんなさい。


でも、これだけはちゃんと覚悟しとかなきゃなって、思ったんです。そして、後悔しないために今何ができるか、考える時間が必要だと思いました。自分への戒めです。


少し前にエビ中松野莉奈さんが18歳でお亡くなりになりましたね。わたしと同い年でした。ご冥福をお祈りします。わたしの親友は元エビ中ファンで、今でもカラオケに行くとよく楽曲を歌っています。その危篤を知ったのは学校の放課後で、彼女はすごく落ち込んでいましたが、みんなの前では無理に気丈に振舞っていました。家に帰るまで泣くのを我慢していたんだと思います。わたしは何も出来ませんでした。かけられる言葉はヘナチョコばかり。多くのエビ中ファン様も、苦しい心境だったと思います。


わたし達が応援している「ジャニーズ」まるで異次元のようなオーラを放つ彼ら。たまに本気でこの世のものとは思えない神がかり的ビジュアルをかましてくる。それでも、泣いたり、怒ったり、はしゃいだり、人間味溢れる姿を見せてくれる。そんな時、「あぁ、わたしって人を応援してるんだ」としみじみ気づかされる。それって、すごく大事。


毎日誰かしらテレビに出てて、ラジオで話してて、雑誌に載っている。ジャニーズwebではブログを更新する。たまにコンサートをしたり、イベントをしたり。それが当たり前。何の変哲もない日常。当たり前が繰り返される毎日。本当に当たり前?


不謹慎なことを言う。自担が亡くなったことを想像してみて。わたしはそれを昨日の夜中、寝る前に考えていたら涙が零れた。「そんなこと考えたくない」と思った。皆さんそうだと思う。やめてくれ、そんなことある訳ない。苦し紛れに発した言葉はただ現実から逃げてるだけだった。だって「応援しているアイドルが明日亡くなることは無い」とは100%言いきれない。


今こうやって記事を書いてるわたし、次の文字を打った瞬間に心臓発作で死ぬかもしれない。アイドルだけじゃない。あなたも、家族も、友人も、クラスメイトも、会社の上司も、近所のおばさんも、もしかしたら明日亡くなってしまうかもしれない。人間は生きている限り死と向き合わなければならない。生きることは死と向き合うこと。生と死は紙一重。なんか学校の道徳の授業で習ったな。


生と死は紙一重とか言われても、そんなの実際にはわかんないよ。「本当に大切なものは失ってから気づく」誰かが言ってた気がする。理論上では理解してる。確かにそうだね、って。でも死が絡むとどうだろう。この世は残酷なので、たぶんそういう経験をしなきゃ真に実感できないと思う。


人間はいつかは死ぬなんて誰でもわかってるけれど、毎日それを意識してはいない。そんなの意識しっぱなしだったら心が疲れちゃう。「そんな暗いこと考えんなよ」って言う人もいる。それでいいと思う。


ただ、わたし達が応援しているアイドルが存在している日常、これは当たり前だと思っちゃいけないと思う。彼らはわたし達にとって雲の上の存在だけれど、人間だから。大地の恵を受け、そよ風と共に空気を吸い、太陽の光を浴び、雑多とした都会を歩く。みんないつかは枯れる命を宿してる。いつ枯れてもおかしくない。これは現実、受け止めなきゃいけない。そして心に刻もう。みんなで。


奇跡のような毎日、奇跡のように尊く儚い毎日。まるで魔法のようなこの毎日。ありがとう。


好きなアイドルのために汗水たらして働いて、稼いだお金を捧げられるのも幸せ。髪色を変えたら「きゃーーカッコいい!!!」って言えるのも幸せ。逆に変なパーマかけて「ねぇwww」と思えるのも幸せ。自担グループにゲラゲラ笑えられるのも幸せ。毎日が、幸せ。ありふれた毎日が、かけがえのない幸せ。些細なことでもそう思えるだけで、心は穏やかになる。当たり前が当たり前じゃなくなる。「ありがとう」って思える。その心構えがあれば少しの後悔は拭えると思う。


ありがとう。ありがとう。生まれてきてくれて、ずっと生きててくれて。元気に笑って、ボケてツッコミ入れて、かっこいい姿をみせてくれて、じゃれあってはしゃいでくれて。生きてるだけで、それだけで、ありがとう。平凡な日常に灯火をかかげてくれて、わくわくとドキドキをくれて、ありがとう。


日常を大切にします。大切に、大切に過ごします。この何にも変えられない幸福を噛み締めます。一瞬一瞬を丁寧に、感謝を込めて。


生きててくれて、ありがとう。



ps.自担が亡くなったみたいな記事になってごめんなさい。生きてます。



おわり